pizneko’s blog

為になりそうでならない話

労働基準監督署の話

前職の会社と揉めて給与が支払われなかったので労働基準監督署(以下、労基)に出向いたんですが、そこで話していろんな事実がわかりました。

 

まず、労基には支払い強制力も業務停止強制力もありません。ただ事実関係を調べて支払いなさいと指示するだけのもので、相手が支払いません!の一点張りだとすると、もう何も出来ないんです。労基いけば支払われると思いがちですが、給与を支払わないような会社は労基から連絡来てもなかなか払いません😞

 

もし労基からの指示があっても支払いがなければ自分で訴訟するしかありません。ただそれも敷居が低い少額訴訟というのがあって、10万〜20万ほどの請求であれば1万円以内で全ての手続きを完了できます。(訴訟自体は1000円以内なんですが書類が高い。あいつら紙切れにいくら取るんだッ!)

 

自分の場合はすごい親身な担当者に当たって2週間ぐらい労基に間に入ってもらいながらやり取りしてたんですが、最終的に相手方から会って話さないと支払わないっていうわけわかんない脅しが来たので訴訟するって伝えてもらったら直接電話が来て穏便に支払われましたが。笑

 

で、どうして僕が直接会ったり連絡を取らなかったかというと、直接会えば脅されて不利な契約書にサインさせられるかもしれないし、電話すれば余計な事を言ってしまうかもしれない。あくまで連絡を取ってない状態では自分が果てしなく有利だっだからなんですよ。口は災いの元。

 

まぁ僕に関してはただただ怒鳴ってくる感じのアホな相手だったんで録音を提出したら恐喝にもできましたが、とにかく大変なやり取りでした。今の時代ブラック企業なんてそこらじゅうにあるから選択ミスをするとこういう目に遭うこともありますよって話でした。